話說 Olympus 的旗艦相機 E-3 是很多攝影前輩們津津樂道的名機。雖然我進入單眼相機的世界不算久,但是卻對他們家的機器印象深刻,因為我記得聽友人說過,只有 Olympus 的 E-3,是真正可以在大雨中不用靠相機雨衣就直接進行攝影的「 怪物」。
有看過 E-3 雜誌廣告的朋友們,應該對那一張大雨中握著相機的手感到印象深刻吧?
最近有關新相機的消息,有如雨後春筍般、不絕於耳,幾乎每天都會有大廠發表新鏡頭、配備、機身等產品。當然,這也是因為德國兩年一次的 PHOTOKINA 展的關係。
身為老牌相機的Olympus當然不會缺席,而且這一次除了兩顆 M43 望遠鏡頭之外,最讓人期待的就是 E-3 後續機的消息。
Olympus 台灣的代理商元佑公司,也在9月15日於台北的福華飯店,特地為新機 E-5 的問世舉行發表會。
我到位於地下二樓的福華廳時,會場裡面已經有不少人在過目資料,年齡也橫跨老中青三代,可見 Olympus 真的有滿多忠實粉絲。
廢話不多說,以下就放上一些產品發表會的照片:
E-5與機身蓋
轉動式螢幕
配上望遠「大砲」
以下為 Olympus 官方的新聞稿:
オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)は、「オリンパスE-システム」の最上級機種として、「フォーサーズシステム規格」に準拠したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「E-5」を2010年10月下旬から発売します。
なお、9月26日(日)から東京・名古屋・大阪・仙台・広島・札幌・福岡の7都市で順次開催する新製品体感フェア「オリンパスPhoto Festa 2010」で、「E-5」をいち早くお試しいただけます。
主な特長
- ZUIKO DIGITALレンズのもつ優れた描写力を最大限に引き出す、1230万画素ハイスピードLive MOSセンサーと、新技術「ファインディテール処理」を搭載した画像処理エンジン「TruePic V+」により、当社最高水準の画質を実現
- 堅牢なマグネシウム合金ボディー、防塵防滴構造やダストリダクションシステムがもたらす高い信頼性
- 2軸可動式採用の3型VGAハイパークリスタル液晶モニターにより、静止画も動画もフリーアングル撮影が可能
「E-5」は、当社ラインアップの最上位に位置するデジタル一眼レフカメラです。プロカメラマンやハイアマチュアの厳しい要求仕様を満たし、過酷な使用環境にも耐えうるべく、高画質、信頼性を徹底的に追求して2007年11月に発売した「E-3」の後継機となります。「E-3」の持つ防塵防滴構造に代表される高い信頼性や、「ZUIKO DIGITAL」レンズの優れた描写力は、数多くのプロカメラマンから、非常に高い支持を受けています。「E-5」は、「E-3」の特長を継承しながら、「E-30」(2008年12月発売)が持っていた多重露出や電子水準器、イメージャAFなど、デジタルならではの進化した撮影機能や、「OLYMPUS PEN」シリーズで進化した画像処理エンジン性能、アートフィルターやハイビジョンムービーなどの新機能が組み込まれています。
「E-5」は、「E-3」同様、軽量かつ堅固なマグネシウム合金を採用して各所にシーリングを施した防塵・防滴ボディーや、撮像センサーに付着したゴミを確実に払い落とすダストリダクションシステムにより、高い信頼性を確保しているので、過酷な環境下でも安心して撮影に集中できます。画質面では、「E-30」や「PEN」シリーズで磨き上げられた1230万画素ハイスピードLive MOSセンサーとともに、従来以上の高い解像感を得ることのできる新技術「ファインディテール処理」を搭載した画像処理エンジン「TruePicV+」を新たに採用することで、優れた描写力で定評のある「ZUIKO DIGITAL」レンズの高いポテンシャルを最大限に引き出します。
さらに、2軸可動式の3型VGAハイパークリスタル液晶モニターを採用することで、静止画はもちろん、動画でのライブビュー撮影もさらに快適に行うことができます。
当社は、この「E-5」を、プロカメラマンやハイアマチュアのメイン機種、あるいは、「E-620」等の普及機タイプの一眼レフをお持ちの方のステップアップ機として位置づけ、当社デジタル一眼レフカメラの最上位機種として、訴求していきます。また、写真初心者の方々向けや、プロカメラマンのサブカメラやパーソナルユース機としては、マイクロ一眼「PEN」シリーズをご用意することで、幅広いユーザーの皆様にご満足いただけるよう、ラインアップを今後展開していきます。
発売の概要
| カテゴリー |
製品名 |
希望小売価格 |
発売予定日 |
| デジタル一眼レフカメラ |
「OLYMPUS E-5ボディー」 |
オープン価格 |
2010年10月下旬 |
その他の特長
- 11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AF※1
- 1/8000秒の高速・高精度シャッター、秒5コマの高速連写
- 全てのフォーサーズレンズに対応したイメージャAFと、ハイスピードイメージャAFによる快適なライブビュー撮影
- 最大5EVステップの補正効果※2を実現したボディー内手ぶれ補正機構
- 新アートフィルター「ドラマチックトーン」を含め、10種類のアートフィルター
- 「i-FINISH」を追加しアートフィルターも組み込まれた新仕上がりモード「ピクチャーモード」
- 720p、HDMI出力に対応したハイビジョンムービー撮影機能
- CF/SDダブルスロット
- 視野率100%・ファインダー倍率1.15倍の大型光学ファインダー
- ファンクションボタンの増設と、「マイセット」
- 水中ホワイトバランス
- 著作権者情報入力
- 2コマ・7コマAEブラケットの追加
- ファインダー内、コントロールパネル上、ライブビューモニター上に水準器を表示可能
- 再生表示が便利になった2ダイヤル+十字キーの操作性
- 撮影済み画像をライブビューで確認しながら撮影できる多重露出機能
- ワイヤレスフラッシュと連動するコマンダー機能を搭載した内蔵フラッシュ
- 15万回の作動をクリアした※2高信頼性シャッター採用
| ※1 |
2010年9月14日現在発売済みのデジタル一眼レフカメラにおいて。E-5にZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDレンズを装着した場合のテレ端(35mm判換算120mm相当)において、当社測定条件による。 |
| ※2 |
当社試験条件による |
主な特長について
- ZUIKO DIGITALレンズのもつ優れた描写力を最大限に引き出す、1230万画素ハイスピードLiveMOSセンサーと、新技術「ファインディテール処理」を搭載した画像処理エンジン「TruePic V+」により、当社最高水準の画質を実現
「E-30」や「PEN」シリーズ等で磨き上げられた1230万画素ハイスピードLive MOSセンサーは、高い解像度、豊かな階調性、自然で鮮やかな色再現で、被写体のディテールを忠実に描写します。
また、新開発の光学フィルターと、画像処理技術「ファインディテール処理」を搭載する新開発の画像処理エンジン「TruePic V+」の採用により解像感を大きく向上させています。一般的には、細かな被写体の解像感を向上させようとすると偽色やモアレが発生するという課題がありますが、今回搭載した「ファインディテール処理」は、アルゴリズムの大幅な進化により、偽色やモアレの抑制と解像感の向上を両立させることが可能となりました。これにより同じ画素数の画像でも従来以上に高い解像感を得ることができます。
これらの撮像センサー、画像処理エンジンが、もともと優れた描写力で定評のある「ZUIKO DIGITAL」レンズの高いポテンシャルを最大限に引き出すことにより、これまでの当社一眼レフで最高 レベルの画質を実現しています。
- 堅牢なマグネシウム合金ボディー、防塵防滴構造やダストリダクションシステムがもたらす高い信頼性
「E-5」は、「E-3」で非常に高い評価を受けていたマグネシウム合金ボディー、防塵防滴構造、ダストリダクションシステムを引き続き採用することで、高い信頼性を有しています。
ボディー材質のマグネシウムは、軽量で強度と剛性に優れ、均質な組成が可能なチクソモールド方式によるもので、非常に高い剛性、耐久性を備えています。
また、内蔵フラッシュ部、液晶モニター取付部、各種スイッチ部など、ボディー各所にシーリングを施し、埃や雨、水しぶきの浸入を許さない防塵防滴構造を実現しています。ボディー同様にシーリングが施された防塵防滴のZUIKO DIGITALレンズ(スーパーハイグレード、ハイグレード)と組み合わせれば、過酷な環境下でも安心して撮影に臨むことができます。
ダストリダクションシステムは、撮像センサーに付着した、レンズ交換時にボディー内部に入り込むゴミやホコリ、シャッターの開閉によってボディー内部で発生する摩擦粉を、撮像センサーの前に設置されたSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)が作動し、超音波振動により発生する強力な重力加速度ではじき飛ばして落とす技術です。撮像センサーを上下に揺するだけでは落ちないようなゴミも、静電気の除去だけでは取り除くことのできない分子間力によって付着した微細な埃も、超音波で強力にはじき飛ばすことで、確実なゴミ除去性能を発揮します。なお、この技術は、当社のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ開発当初より採用されており、「平成22年度 全国発明表彰」で特別賞・朝日新聞発明賞を受賞するなど、各方面で高い評価を受けています。
- 2軸可動式採用の3型VGAハイパークリスタル液晶モニターにより、静止画も動画もフリーアングル撮影が可能
背面液晶モニターには、3型、VGA約92万ドットの高精細ハイパークリスタル液晶モニターを採用するとともに、縦にも横にも自在に回転する2軸可動式の構造としました。光学ファインダーを覗けないようなハイアングルやローアングルでも無理な姿勢をとらずに、静止画でも動画でも、フリーアングルによるライブビュー撮影が可能です。特に、縦位置撮影の多いポートレート撮影では、撮影者の視線を下に向けることで相手にカメラを意識させないウエスト レベルでの撮影ができるので、リラックスした自然な表情を写すことができます。
その他の特長について
11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AF※1
「E-5」に搭載された11点AFセンサーは、全点クロス式で、しかもAF精度を高めるため、縦横それぞれ2ラインのツインクロスセンサーで構成されています。クロス式の採用により、縦・横いずれの被写体パターンも正確に検出でき、被写体に影響されないAFを実現しています。また、各2ラインの位相をずらした構成(千鳥配置)にすることで、AF精度を大幅にアップすると共に、低輝度のAF性能も向上しました。11点のAFポイント位置は、膨大な写真データから統計的に得た主要被写体の位置に関する分析結果と、プロカメラマンのヒアリングをもとに決定しています。
また、C(コンティニュアス)-AFにおいては、合焦率、連写速度ともに「E-3」に比較して大幅に向上しています※2。
| ※1 |
2010年9月14日現在発売済みのデジタル一眼レフカメラにおいて。E-5にZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDレンズを装着した場合のテレ端(35mm判換算120mm相当)において、当社測定条件による。 |
| ※2 |
使用するレンズによってはファームアップが必要となります。「E-5」発売時にファームウェアの公開を予定しています。 |
1/8000秒の高速・高精度シャッター、秒5コマの高速連写
シャッタースピードは最高1/8000秒、およびXシンクロ1/250秒に対応、外部フラッシュ「FL-50R」または「FL-36R」使用時には、1/8000秒のスーパーFP発光にも対応、日中シンクロ撮影時に威力を発揮します。高速連写性能は秒5コマを実現しています。
全てのフォーサーズレンズに対応したイメージャAFと、ハイスピードイメージャAFによる快適なライブビュー撮影
「ライブビュー」撮影時は撮像センサーからのAF信号によりピント合わせを行うイメージャAFを採用。全てのフォーサーズレンズでAFが行えます。ハイスピードイメージャAFに対応したレンズではさらに高速なAFが可能です。拡大枠AFによりAFポイントにとらわれない測距点が選択可能になっています。これにより、「PEN」シリーズと同様の使い勝手による撮影ができるので、「ライブビュー」撮影をより快適に行えます。
最大5EVステップの補正効果※を実現したボディー内手ぶれ補正機構
「E-5」は、当社独自に開発した超音波駆動方式SWD(スーパーソニック・ウェーブ・ドライブ)による撮像センサーシフト式の手ぶれ補正機構を搭載しているので、暗いシーンや望遠撮影でも、手ぶれを抑えた手持ち撮影が可能です。手ぶれを高精度に検知するジャイロセンサーからのぶれ情報をもとに、新開発の手ぶれ制御アルゴリズムが、応答性と制御性に優れた超音波駆動素子で撮像センサーユ ニットを瞬時かつ正確に移動させることで、最大5EVステップの補正効果※を達成しました。
また、「E-5」の手ぶれ補正はボディー内蔵型なので、マクロ、魚眼から超望遠まで、デジタル専用に設計されたZUIKO DIGITALレンズをはじめとする「フォーサーズシステム規格」に準拠した全てのレンズで、光学性能を損なうことなく手ぶれを補正できます。
新アートフィルター「ドラマチックトーン」を含め、10種類のアートフィルター
当社デジタル一眼に搭載され、ご好評を頂いている「アートフィルター」を「E-5」でも採用。新フィルター「ドラマチックトーン」を含め、これまで当社デジタル一眼に搭載されてきた全10種類のフィルターを内蔵しています。これらのフィルターを使用することで、撮影者が意図したイメージをより際立たせたクリエイティブな写真表現を、静止画でも動画※でも、誰もが手軽に楽しむことができます。
また、「E-5」では、アートフィルター使用時でも連写が可能となった他、フレームレートが改善されるなど、さらに使いやすく進化しています。
| ※ |
アートフィルターによる動画撮影時は、フィルターの種類によってフレーム数、音声録音の有無が変わります。 |
アートフィルターについて(※印は今回新たに搭載したフィルター)
※ドラマチックトーン
局所的なコントラスト変化から作り出される現実ではありえないような明暗によって実際の空間をフィクションのような作風に仕上げます。
ポップアート
色をカラフルに強調し、明るく楽しい雰囲気を表現。ポップアート感覚な作風に仕上げます。
ファンタジックフォーカス
柔らかいトーンの中で空気感を表現。 美しく幻想的な作風に仕上げます。
デイドリーム
フラットで 優しい光につつまれたような浮遊感を表現。記憶の中の風景を写すような作風に仕上げます。
ライトトーン
シャドー部もハイライト部も柔らかく描写。上質なライティングで撮影した作風に仕上げます。
ラフモノクローム
粒子の粗い白黒写真ならではの力強さを表現。テーマをより強調したドラマチックな作風に仕上げます。
トイフォト
トイカメラで撮ったように周辺光量をあえて落として、独特な色合いの作風に仕上げます。
ジオラマ
ピントの急激な変化により距離感を惑わせ、さらに発色とコントラストを強調することで、あたかもミニチュアの世界のような雰囲気を表現します。
クロスプロセス
ポジフィルムをネガの工程で現像した時に生じる予想外の発色をデジタルで再現。不安定で非現実的な雰囲気を表現します。
ジェントルセピア
引き締まったシャドー部と落ち着いたコントラストで、しっとりとした上品なセピア調の作風に仕上げます。
「i-FINISH」を追加しアートフィルターも組み込まれた新仕上がりモード「ピクチャーモード」従来の仕上がりモードを一新。撮影時の臨場感を色鮮やかに再現する「i-FINISH」を新たに搭載するとともに、アートフィルターも組み込まれた「ピクチャーモード」として生まれ変わりました。これにより、アートフィルター撮影時に絞り優先やシャッター速度優先などの作画機能が使えるようになり、より上級者に向けたアートフィルターがお楽しみいただけます。
720p、HDMI出力に対応したハイビジョンムービー撮影機能
動画撮影は、ハイビジョン大画面テレビに対応した16:9(1280×720 30fps)の720pハイビジョン画質と、標準の4:3(640×480 30fps)に対応しています。従来のムービーカメラに比べて、格段に大きい撮像センサーによる一眼ならではのボケ味や、様々な交換レンズの表現力を活かして、より印象的で高画質な動画を撮影することができます。また、動画撮影中は、ボディーに搭載された電子式手ぶれ補正を使うことができます。さらに、絞り優先AE動画撮影、マニュアル動画撮影(露出・シャッタースピード・ISO感度)やアートフィルター動画撮影も可能です。HDMI端子も 装備しているので、大画面テレビにつなげて、静止画のスライドショーや動画再生を楽しむことができます。
音声については、高音質非圧縮のデジタル録音方式であるリニアPCMを採用。デジタルICレコーダーで高い評価を得ているオリンパスならではの、原音にできるかぎり忠実で、臨場感あふれる高音質録音が可能です。また、カメラを使った静止画の アフレコも簡単に行うことができます。なお、カメラ本体にはモノラルマイクが内蔵されている他、ステレオマイク端子も 装備しているので、外部マイクを用いれば高音質なステレオ録音も可能です。
CF/SDダブルスロット
コンパクトフラッシュカード(CFタイプI)と、SDカード(SDHC、SDXCに対応)の両方が使えるダブルスロットを搭載。メディア間のコピーも可能なので、バックアップ用としてもお使いいただけます。
視野率100%・ファインダー倍率1.15倍の大型光学ファインダー
高屈折率ガラスを採用した大型・高精度ペンタプリズム、ルーペ系にもガラスレンズを採用した光学ファインダーは、視野率100%・ファインダー倍率1.15倍と、大きくて明るく快適な「見え」を撮影者に提供します。ペンタプリズムには反射率の高いシルバーコーティング、全てのルーペ系レンズ面にもコーティングを施し、光のロスを最小限におさえることで、十分な明るさと高い解像力を確保しており、より細かい部分の視認性も高めています。また、フォーカシングスクリーンには、ネオルミマイクロマットを採用。明るくてピントの山がつかみやすく、マニュアルフォーカス時のピントあわせもしやすいファインダーとなっています。
ファンクションボタンの増設と、「マイセット」
従来の[Fn](ファンクション)ボタンに加えて、[・・・](AFターゲットボタン)やプレビューボタンをファンクションボタンとして設定することができるようになったので、従来以上に撮影スタイルに合わせて、カメラを使いやすくカスタマイズすることが可能になりました。さらに、従来機種では、リセット内容が登録できるカスタムリセット設定と、よく使用する使用状態を登録できるマイモード設定が分かれて存在していましたが、これらを「マイセット」として統合しました。この機能は、カスタムリセットとして使える他、[Fn]ボタンによる一時呼び出しや、露出モード選択で設定ができるなど、使い勝手が大きく向上しています。
水中ホワイトバランス
今回新たに開発した「水中ホワイトバランス」は、水深や天候、海水の状態など様々な要因で変化する水中の色味を自動的に検出、補正することを可能にしました。これにより、色鮮やかな水中写真を手軽に撮影することができ、照明なしでの静止画はもちろん、動画でも青かぶりの少ない水中映像が得られます。さらに、水中のみならず陸上でも使用が可能ですので、ダイビング開始前からダイビング終了まで、煩わしかったホワイトバランス設定の変更が不要となります。
なお、「E-5」用の防水プロテクターとしては、「E-3」同様、Anthis社よりアルミニウム製の防水プロテクター「NEXUS E-5」が発売される予定です※。当社製レンズポートや水中専用フラッシュ「UFL-2」が使用可能(光ケーブル対応)な他、各種レンズ対応ギヤが用意されます。
| ※ |
製品の詳細、発売時期、希望小売価格については、Anthis社へお問合せください。 |
著作権者情報入力
Exifタグにある撮影者、著作権者情報を入力できる機能を追加しました。あらかじめカメラに撮影者、著作権者情報を設定しておけば、これらの情報を撮影時にExifタグに自動的に書き込みます。これらの情報は、OLYMPUS Viewer 2やAdobe® Photoshop®などのソフトウェア上で閲覧することが可能です。
2コマ・7コマAEブラケットの追加
標準露出&+補正、または標準露出&-補正の2コマAEブラケット撮影に対応しました。+補正か-補正かは、メニュー画面上で選択可能です。さらに7コマのAEブラケットも可能になりました。
ファインダー内、コントロールパネル上、ライブビューモニター上に水準器を表示可能
カメラに内蔵されている加速度センサーにより、カメラの「あおり」と「水平傾き」に対応した2方向の水準器表示をすることができます。水準器は、ファインダー内、液晶コントロールパネル上、ライブビューモニター上に表示されます※。水平な線がない場合や夜景撮影時に画面が暗くて見えない場合などに便利です。
| ※ |
光学ファインダー使用時は水平傾きのみの表示となります。 |
再生表示が便利になった2ダイヤル+十字キーの操作性
サブダイヤルで画像の送り、メインダイヤルで画像の拡大縮小と分割表示が可能になりました。また、十字キーで拡大部位を移動でき、さらに拡大表示部位が画面上のどこにあたるのかも表示できるようになりました。
撮影済み画像をライブビューで確認しながら撮影できる多重露出機能
ライブビュー、およびファインダー撮影時に多重露出撮影をすることができます。ライブビュー撮影時は、撮影済みのRAWデータをベース画像として、仕上がりをイメージしながら、重ねる画像を撮影することができます。最大4枚の多重露光ができ、自動ゲイン補正も可能です。また、カード内の撮影済みの画像も、再生編集メニュー内で重ね合わせることもできます(RAWデータのみ)。これにより、連続した多重露出撮影だけでなく、以前に撮った異なる時間・場所の画像を重ね合わせた写真の合成が、手軽に行えます。
ワイヤレスフラッシュと連動するコマンダー機能を搭載した内蔵フラッシュ
GN13(ISO100)のTTL調光内蔵フラッシュを搭載。さらに、外部フラッシュ「FL-50R」、「FL-36R」を用いることで、ワイヤレスによる多灯フラッシュコントロールが、外部コマンダー無しで可能です。3グループまでの発光モード、発光量の設定などの操作をボディー背面の液晶パネル上で簡単に設定することができます。
15万回の作動をクリアした※高信頼性シャッター採用
シャッターユ ニットには、プロユーザーの過酷な使用を考慮し、15万回の撮影作動試験をクリアした※耐久性の高い金属幕縦走りフォーカルプレーンシャッターを搭載しています。
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