今日は話題の作品「告白」を観てきました。 原作の湊かなえさんの作品が話題になっていますからね。ちょっとストーリーがネタバレにもなるかもしれませんので。
ストーリー
中学生の教師である森口悠子(松たか子)は突然教師を辞めることをクラスの37人の生徒の前で発表する。それは自分の娘である愛美がプールで事故死していたのはクラスのある人物によって殺されたものだという。
そして殺した人物は少年A(西井幸人)と少年B(藤原薫)だと名前こそ言わないが特徴を分かるように発表するのでクラスの人間には誰のことを言っているのかは一目瞭然だった。そしてこの2人には復讐をすると言い放つ。2人を警察に届けたところで少年法に守られているから自らの手で復讐に出るのだという。
2年生になると先生は寺田良輝(岡田将生)になる。Bこと直樹おかしくなり学校に来なくなるがAこと修哉は平然と学校に来る。熱心な寺田は優等生の北原美月(橋本愛)を引きつれ何度もBの家に行くがBの母の優子(木村佳乃)も迷惑だった。
感想
とにかく怖いですね。2年生になるとクラスの中はいじめが当たり前のように行なわれてしまう。それが自分の娘が殺されてしまったことが原因で起こっているんですがそのいじめに参加しない美月のような子までいじめられることになるにのを悠子は予想したのでしょうか?
寺田をある程度利用していたようですがあそこまでやって復讐してしまうと悠子には全く同情する気はなくなりますね。 原作を知らないときはクラスの全員を殺すほど恨んでいたのかと思っていたのですが他の生徒は関係ないし復讐するなら修哉と直樹で徹底的に何かをすれば良いだけで美月が可哀想だったなと。
ある意味、美月は悠子の復讐のために命を落としたとも言えるかも。寺田には事実は言っていなかった悠子だけれど学校はどうしていたのかが良く分からないんですよね。他の先生やクラスの子はほとんど出てきませんからこの事実がどうなっていたのか不明なのです。ただ寺田や他の先生に言わなくたってクラスの生徒に言えばクラスの生徒が喋りますからね~だいたい保護者に喋るだろうし2年生で同じクラスと言うのも考えてみればおかしいのです。
私が美月の親であればもちろん殺した相手をいちばんに恨みますが復讐にばかり力をいれた悠子先生も恨みますね。すぐに娘が殺されたのが分かっていたのだから訴えていてくれればこのことは起こらなかったのだから。
無限的復仇輪迴
也許是空虛的
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