皆さんはいくつ知っていましたか?
祝日・休日 (国民の祝日)
祝日とは政府が定めた「日本国民の祝祭日」のことです。一方休日とは、業務・営業・授業などを休む日のことです。前者が一年の行事としてあらかじめ決められているのに対し、後者は個人が「お店を休む日」など自由に決めることができます。
1999年には休日法の改正によって、ハッピーマンデー制度が制定されました。これにより、土・日・月と休日を連続させるために、いくつかの祝日が月曜日に移行しました。2005年4月現在、国民の祝日・休日は計15日あります。
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日にち
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祝日・休日
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紹介
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1
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1月1日
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元日
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古来より1年の最初の日である1月1日「元日」は、全てのものに命を与えてくれる"歳神〔としがみ〕様"をおまつりするための特別な行事が行われていました。
1948年に「年のはじめを祝う日」として法律で国民の祝日と制定されました。
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同義語:元旦〔がんたん〕・歳旦〔さいたん〕・元朝〔がんちょう〕
関連語:正月・振袖・お雑煮・おせち・餅
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2
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1月第二月曜
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成人の日
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成人の日は、1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律で定められました。現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正されています。
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同義語:元服・成人式・裳着〔もぎ〕・髪上・鉄漿〔かね〕
関連語:振袖
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3
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2月11日
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建国記念の日
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2月11日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966年に「建国記念の日」に定められました。
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同義語:紀元節
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4
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3月の指定日
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春分の日
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3月21日頃を春分の日と言い、「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日です。
その日付は、祝日法の上では「春分日」としており、その前年の2月1日に、国立天文台が作成する「暦象年表」という小冊子に基づいて閣議で決定され、官報で発表されます
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同義語:春分日
関連語:彼岸・春・二十四節気
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5
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4月29日
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昭和の日
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昭和の時代、4月29日は「天皇誕生日」であったが、平成になり「みどりの日」とされ、2007年から「昭和の日」とされた。意義は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」
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関連語:天皇誕生日
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6
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5月3日
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憲法記念日
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5月3日は1948年に「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」と法律で定められました。国民の祝日の1つです。
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7
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5月4日
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国民の休日
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1985年12月27日に祝日法が改正され、祝日に挟まれた平日を「国民の休日」としました。(国民の休日は祝日法ではたんに「休日」と呼ばれます。
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同義語:休日
関連語:憲法記念日・こどもの日・敬老の日・秋分の日・ゴールデンウィーク
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8
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5月5日
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こどもの日
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こどもの日とは、国民の祝日の1つで、「こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」と1948年に定められました。
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関連語:端午の節句
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9
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7月第三月曜
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海の日
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海の日は近年制定された休日です。1996年に「海洋国家として広く国民に海への理解と関心を求める日」として休日に定められました。
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10
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9月第三月曜
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敬老の日
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敬老の日は、1965年に「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」と法律で定められました。
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関連語:長寿の祝い
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11
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9月の指定日
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秋分の日
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毎年9月23日頃を秋分の日と言い「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として1948年に法律で制定されました。
また秋分の日は、祝日法の上で「秋分日」とされています。毎年2月1日に、国立天文台が作成する「暦象年表」という小冊子に基づき閣議で来年の(秋分の日の)日にちが決定されます。
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関連語:彼岸・秋
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12
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10月の第二月曜
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体育の日
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1964年に開催されたオリンピック東京大会の輝かしい成果と感動を記念して「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として国民の祝日に制定されました。
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関連語:武道・武術
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13
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11月3日
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文化の日
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1948年に「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として国民の祝日に定められました。
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14
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11月23日
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勤労感謝の日
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11月23日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と1948年に法律で定められました。
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同義語:新嘗祭〔にいなめさい/しんじょうさい〕
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15
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12月23日
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天皇誕生日
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12月23日は「天皇の誕生日を祝う日」として法律で定められました。第二次世界大戦終結までは、天長節と呼ばれていました。
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同義語:天長節
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年中行事
年中行事とは、1年の間に行われる儀式・行事の事です。もとは宮中で行われるものを言いましたが、後に民間の行事・祭事も年中行事と言うようになりました。私たちは普段、地球が太陽のまわりを1周する期間(365日)を1年と決めて作成される「太陽暦」を使用しており、様々な行事・祭事がその1年間に執り行われています。
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日にち
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年中行事
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紹介
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1
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1月
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正月
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正月とは本来、その年の豊穣〔ほうじょう〕を司る歳神様〔としがみさま〕をお迎えする行事であり、1月の別名です。現在は、1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松の内、あるいは松七日と呼び、この期間を「正月」と言っています。地方によっては1月20日までを正月とする(二十日正月・骨正月)こともあります。
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同義語:新春・年明け・初春・春・陽春・歳旦・年初・年初・年頭・1月・睦月
関連語:元日・鏡開き・かまくら・大晦日・振袖・お雑煮・おせち・餅
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2
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1月11日
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鏡開き
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1月11日は「鏡開きの日」です。鏡開きの日には今年1年の一家円満を願いながら、神様に供えた鏡餅〔かがみもち〕をお下がりとして頂きます。
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同義語:鏡割り
関連語:正月・熨斗・餅
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3
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1月15日~20日
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かまくら
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本来「かまくら」とは、雪をくりぬいて作る家だけのことを指すのではなく、生活に密着した神様を祀る行事でした。現在では、東北地方で水神様をお祀りする行事として、主に小正月(1月15日~20日頃)に行われています。
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関連語:正月・冬
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4
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2月14日
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バレンタインデー
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2月14日は日本では「女性が男性にチョコレートを渡す日」とされています。実はこの日にチョコレートを贈る起源は、メリーチョコレート社が東京の「伊勢丹」で販売したことがきっかけでした。
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同義語:St. Valentine's Day.
関連語:ホワイトデー
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5
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3月3日
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雛祭り
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3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。
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同義語:上巳〔じょうし〕・桃の節句・雛の節句・雛遊び・ひな祭り・流し雛
関連語:上巳の節句・五節句
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6
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3月14日
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ホワイトデー
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3月14日はホワイトデーで「バレンタインデーに貰ったプレゼントのお返しを贈る日」です。これは「贈り物を貰った場合お返しをする」という習慣のある日本でのみ行われている行事です。
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7
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4月29日~5月5日
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ゴールデンウィーク
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ゴールデンウィーク(大型連休)とは、4月末から5月初めにかけて多くの祝日が重なった大型連休期間のことです。昭和23年に祝日法が施行されたことにより、4月29日から5月5日までの1週間に祝日が集まりました。
GWと略式に表記されることもあります。
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同義語:黄金週間・Golden Week・GW・大型連休
関連語:みどりの日・憲法記念日・国民の休日・こどのも日
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8
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5月第二日曜
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母の日
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5月の第2日曜日を母の日といいます。子どもが母親に感謝の気持ちをこめて、プレゼントやメッセージを贈る日です。
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関連語:父の日
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9
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6月第三日曜
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父の日
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5月の母の日に対し、6月の第3日曜日が「父親への尊敬と感謝の気持ちを伝える日」として父の日に制定されました。
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10
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8月13日~16日
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盆
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お盆は旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の霊があの世から現世に戻ってきて、再びあの世に帰っていくという日本古来の信仰と仏教が結びついてできた行事です。多くの地方で8月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間をお盆としていますが、地方によっては7月一杯をお盆とする地域や旧暦通り7月15日を中心に行う地域などがあります。
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同義語:盂蘭盆会〔うらぼんえ〕・盂蘭盆・御盆〔おぼん〕
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11
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9月7日から
10月8日の間に
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十五夜
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旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。「中秋の名月」とは"秋の真ん中に出る満月"の意味で、旧暦では1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、8月15日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになりました。
現在用いられている新暦では1ヵ月程度のズレが生じるため、9月7日から10月8日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と呼んでいます。
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同義語:中秋〔ちゅうしゅう〕の名月・芋の名月
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12
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12月25日
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クリスマス
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クリスマスは、キリスト教徒の国では一般に「イエス・キリスト」の誕生をお祝いする日です。しかし12月25日に日本では、一般的にバレンタインデーやホワイトデーなどのような楽しいイベントの1つという意味合いが強いです。
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同義語:ノエル・降誕祭〔こうたんさい〕・聖誕祭〔せいたんさい〕
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13
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12月31日
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大晦日
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1年の最後の日を「大晦日〔おおみそか〕」または「大晦〔おおつごもり〕」とも呼びます。「晦日〔みそか〕」とは毎月の末日のことです。一方「晦〔つごもり〕」とは、"月が隠れる日"すなわち「月隠〔つきごもり〕」が訛ったもので、どちらも毎月の末日を指します。"1年の最後の特別な末日"を表すため、末日を表す2つの言葉のそれぞれ「大」を付けて「大晦日」「大晦」と言います。
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同義語:大晦〔おおつごもり〕
関連語:正月・元日・蕎麦・冬
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その他
五節句・二十四節気・雑節・祭り
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日にち
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内容
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紹介
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1
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雑節
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節分
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「節分」は「せち分かれ」とも言い、本来季節の変わり目、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉です。特に現在は立春の前日(2月3日)を「節分」と言い、豆をまいて悪疫退散や招福の行事が行われます。
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同義語:追儺の儀式
関連語:立春・立夏・立秋・立冬
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2
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雑節
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彼岸
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春分の日(3月20日頃)と秋分の日(9月23日頃)を中日〔ちゅうにち〕として前後3日間の7日間のことを「彼岸」といいます。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」と呼んでいます。地方によって若干の違いはありますが、先祖を供養し、ぼた餅やおはぎ、お団子や海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供えます
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関連語:春分・秋分・春分の日・秋分の日
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3
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節句
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七夕
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七夕〔たなばた〕とは「7月7日の夕方」を意味しています。七夕行事は、中国に古くから伝わる牽牛・織女星の伝説から発達した乞巧奠〔きこうでん〕の行事に、日本古来の棚機津女〔たなばたなつめ〕の信仰が混ざり合って形成されたものでした。
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同義語:七夕〔たなばた〕・乞巧奠〔きこうでん〕
関連語:盆
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4
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節句
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重陽
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「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
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同義語:粟の節句
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5
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祭り
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祇園祭り
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祇園祭は京都で行われる八坂神社のお祭で、大阪の天神祭や東京の神田祭とともに、日本三大祭の一つに挙げられています。
約1100年も続く長い歴史と、豪華絢爛の「山」や「鉾〔ほこ〕」、そして1ヶ月間にもわたる大規模な祭事である事で広く知られています。毎年7月に行われ、近畿圏はもとより日本全国、また世界中から毎年数10万人もの観光客が訪れるお祭です。
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同義語:祇園会〔ぎおんえ〕・祇園御霊会
関連語:囃子
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資料來源參考: http://dir.yahoo.co.jp/Society_and_Culture/Holidays/?frc=wsrp_jp0006 |