總算等到了!
話說 "Range Finder" 相機是不少攝影人的浪漫夢想。在底片機時代,有不少的RF都算是攝影界的名機,例如萊卡的M系列、以及Voigtlander的Bessa系列等,都是赫赫有名。當然,今天的日本大廠像是Canon和Nikon,在早期也試圖仿萊卡製作自己的RF機系列,不過後來還是放棄改採SLR(單眼)為主流。
在今天主流市場分別以DSLR(數位單眼)以及DC(隨身相機、Digital Camera)為主要勢力的時代,很少人會刻意去購入底片機的RF - 除非你是使用老爸留下來的機身或是錢多到可以買一台M9加Summilux 35mm f/1.4鏡頭(萊卡這樣的配備大概就要花個40萬左右)。
不過沒想到富士既然會在這個時候冷不防的推出這一台X100,幾乎是讓很多專家跌破眼鏡。
先說說這一台的「缺點」:
追隨著RF的傳統,X100是採用定焦的(換算後)35mm的鏡頭,而且鏡頭也是無法更換。在這樣一個連DC都搭配變焦鏡頭的時代,富士真的很有勇氣。再來就是很多數據都採取手動(也就是M模式),連ISO、光圈、快門速度,和EV值,看來都要自己來,實在是有夠 "MAN" 的機器。
最後就是價錢:目前根據德國PHOTOKINA展現場最新的傳言,價格很可能會落在1000美元(32,000台幣)左右。說實在,這個價位已經可以買一台Panasonic GF-1或Olympus EPL-1,如果不是瘋子,誰會想要X100?
不過聽說在PHOTOKINA現場,幾乎是詢問度前幾名的新產品。
至於X100會是雷聲大雨點小,還是真的有成為名機的希望,就看明年3月見真章!
照慣例,丟上新聞稿:
世界初!光学ファインダーのクリアな視野と電子ビューファインダーの多彩な情報表示を両立
「ハイブリッドビューファインダー」搭載で、狙いどおりのフレーミングが楽しめる
デジタルカメラ「FinePix X100」
APS-C CMOSセンサーと高性能単焦点レンズの組み合わせでプレミアムな高画質を実現
新開発
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、新開発のフジノン23mm(*1) F2レンズと、同レンズに最適化した専用のAPS-Cサイズ CMOSセンサー(1,230万画素)の採用によって、デジタル一眼レフを凌駕する高画質と表現力を実現した高級コンパクトデジタルカメラ「FinePix X100」を開発しました。新開発の「ハイブリッドビューファインダー」は、光学技術とデジタル技術の利点を世界で初めて融合させ、被写体を目で見たままにとらえたクリアな視野の中に、シャッタースピードや絞り値などの多彩な情報を表示します。“ファインダーを覗く”ことで被写体と向き合い、瞬間をしっかりととらえるという写真撮影の原点に立ち返った撮影スタイルをご提案いたします。
「FinePix X100」は、プロの写真家や熱心なカメラファンに向けて、「写真を撮る歓びを喚起させる」ことをコンセプトとした新たなFinePixシリーズとして、平成23年春に発売予定です。
「FinePix X100」は、コンパクトデジタルカメラのカテゴリーで、プロ仕様のカメラに比肩しうる卓越した画質を実現するため、総合写真メーカーとして長年培ってきた画像に関する高度な技術とノウハウを結集し、その表現力や操作性など細部にわたり徹底的にこだわり抜いたデジタルカメラです。描写性能を高めたフジノン23mm F2の高画質レンズと、そのレンズの性能を極限まで生かすAPS-Cサイズの1,230万画素CMOSセンサー、そして、高度な信号処理を行う進化した「EXRプロセッサー」が、一眼レフカメラに匹敵する高画質を実現しています。
また、カメラのデザインにおいても、露出を設定するダイヤル類を天面にシンプルに配置し、電源を入れなくても設定状態が分かるようにするなど、写真を撮る道具としての使いやすさを追求しました。
1. 世界初!光学技術とデジタル技術の利点を融合させた新開発「ハイブリッドビューファインダー」
現在のコンパクトデジタルカメラでは、小型化・薄型化と同時に、背面の液晶モニターの高画素化・大型化が進み、ファインダーを覗きながらではなく液晶モニターを見ながら構図を決める撮影スタイルが主流になっています。一方で、従来のフィルムカメラでは、光学ファインダー(Optical Viewfinder:OVF)を覗いて撮影するスタイルが基本であり、ファインダーを覗くことで両脇を締めて手振れを防止し、構図づくりに集中できるというメリットがありました。また、液晶画面を使った電子ビューファインダー(Electronic Viewfinder:EVF)は、レンズでとらえた実像にシャッタースピードや露出などの撮影情報を表示できる点で機能的ですが、OVFほどのクリアな映像で見ることが困難でした。
「FinePix X100」に搭載した新開発「ハイブリッドビューファインダー」は、被写体を目で見たままの実像でとらえ、クリアな見えでフレーミングができるというOVFのメリットと、ファインダーの中にシャッタースピードや絞り値、ホワイトバランスなどの多彩な情報を表示できるEVFの利便性を両立させたものです。ファインダーを覗きながらの撮影条件設定や撮影者の意図に合わせたさまざまな撮影を楽しめるようになり、作品づくりの幅をより一層広げます。
<従来の「採光式ブライトフレームファインダー」と新開発「ハイブリッドビューファインダー」の構造比較>
「ハイブリッドビューファインダー」では、レンジファインダータイプのフィルムカメラに搭載されていた「採光式ブライトフレームファインダー」の採光窓と、撮影範囲を示すブライトフレームに当たる部分を、144万ドットの液晶パネルに置き換えています。この液晶パネルにブライトフレームや多彩な情報を表示し、プリズムを用いてファインダー窓から得られる光学像に重ね合わせることで、被写体をクリアな実像でフレーミングしながら撮影情報も同時に確認することができる仕組みです。搭載した液晶パネルは、高画質なEVFとしても使用でき、ワンタッチで自由に切り替えられます。
- ■ 「ハイブリッドビューファインダー」 : その他の特長
- 逆ガリレオ方式(*2)、ファインダー倍率0.5倍のOVFを搭載。すべて高屈折硝材を使用したガラス製のため、色収差や歪みの極めて少ない見えを実現。
- OVFモード時には、ブライトフレーム、文字の明るさを周囲の明るさに合わせて変化させ、常に見やすい情報を表示。また、シャッタースピード・絞り・感度などの設定値変更に合わせて表示データも変化。ファインダーを覗いたまま自在に操作可能。
- EVFモード時には、144万ドットの高画質でスルー画・再生画像を表示。露出設定や被写界深度確認、ホワイトバランス確認、マクロ撮影時などに最適。
*2 接眼部に凸レンズを、被写体を見る側の対物レンズに凹レンズを置き、被写体の全範囲を見ることができるファインダー。ちょうどガリレオが作った望遠鏡を逆さに覗いたような形になるので、逆ガリレオ方式と呼ばれている。
2. 描写性能を飛躍的に向上させた新開発フジノン23mm F2レンズ
「FinePix X100」専用に、描写力を高めた単焦点23mm(*3)の明るいフジノンレンズを新開発。23mmは、撮影距離やカメラアングルによって、幅広い被写体に対応できるスタンダードな焦点距離です。レンズへの光の入射角が固定されることで、その角度に合わせた最適な光学設計が施せる固定式単焦点レンズのメリットを生かし、撮影画面の中心部はもとより周辺まで高い解像感を実現しました。さらに、独自の光学設計により開放値F2でも、絞りを1~2段絞り込んだ状態でも高い解像感が得られます(MTF曲線図参照)。
*3 35mmフィルム換算:35mm相当。
※ MTF曲線は、レンズ性能を評価する指標の1つで、被写体のコントラストをどれくらい忠実に再現できるかを示します。横軸に画面中心からの距離(mm)、縦軸にコントラスト(%)をとります。左のグラフはX100専用レンズの開放値F2とF4でのMTF曲線です。開放から高い性能を有し、絞ると(F4)さらに画質が向上します。
- ■ 「フジノン23mm F2レンズ」 : その他の特長
- 6群8枚非球面レンズ(ガラスモールド) 1枚。
- レンズ長を抑えた非沈胴式レンズ。コンパクトさに加え、電源オン時の繰り出し動作が不要。素早く撮影がスタートできる。
- 絞り羽根9枚を採用。開放値F2との組み合わせにより、美しいボケ味が得られます。
- レンズ先端から被写体まで最短10cmの撮影距離を実現。小さな花やアクセサリーなどを大きくクローズアップするマクロ撮影にも威力を発揮します。
- 3絞り相当のNDフィルターを内蔵。明るい環境でも絞りを開いて被写界深度を強調したり、シャッタースピードを落として動きのあるダイナミックな撮影(滝の流れなど)を実現し、作品の表現領域を広げます。
3. APS-Cサイズ 1,230万画素のCMOSセンサー
「FinePix X100」は、新開発フジノン23mm F2レンズの性能を最大限引き出せるよう、独自にカスタマイズした高性能APS-Cサイズ 1,230万画素のCMOSセンサーを採用しています。センサー中心部だけでなく、周辺部においても十分な光量を確保できるよう、マイクロレンズなどの構成物の配置を最適化することで、マイクロレンズからフォトダイオードへの光の入射角を拡大し、集光効率を向上しています。これにより、周辺部まで明るくシャープな撮影画像が得られます。
- ■ 「APS-C CMOSセンサー」 : その他の特長
- 固定式単焦点レンズ、高感度センサー(従来比(*4)約10倍の感度特性)および画像処理エンジン「EXRプロセッサー」の最適な組み合わせによって、低感度から高感度までクオリティの高い画質を提供。
- 静止画だけでなく、HD動画撮影時でも、高感度CMOSセンサーと開放値F2のフジノンレンズの組み合わせにより、従来のコンパクトカメラにはないボケ味を活用した撮影が楽しめる。
4. カメラのスムーズな操作性を実現した新開発「EXRプロセッサー」
「FinePix X100」は、従来の画像処理エンジンから信号処理能力を飛躍的に向上し、信号処理の応答性能を高速化させました。撮影・再生ともにスムーズな操作性を提供します。新開発の「EXRプロセッサー」は、富士フイルム独自の「スーパーCCDハニカムEXR」で実現した「高感度・低ノイズ技術」、「ワイドダイナミックレンジ技術」、「高解像度技術」をより進化させるとともに、高感度CMOSセンサーとの組み合わせにより当社最高峰の画質を実現しています。
- ■ 「EXRプロセッサー」 : その他の特長
- CMOSセンサーの高速読み出しと「EXRプロセッサー」のAF駆動方式の進化により、高速AFを実現。OVFモードでシャッタータイムラグの極めて少ない快適な撮影が可能。
- グラフィクス機能を強化し、「ハイブリッドビューファインダー」や液晶モニターに表示される文字やアイコンなどの細かな描写を実現。
5. デザイン
「FinePix X100」は、長い歴史を持つフィルムカメラの「様式美」を演出した高品位なデザインに仕上げました。
- コンパクト性と操作性を高次元でバランスさせたボディ構成。
- 天面軍艦部/底面はマグネシウム合金を採用し、高精度で高剛性のカメラボディを実現。
- 電源を入れなくても設定状態がわかるシャッタースピードダイヤルと絞り補正ダイヤルを天面に採用。ダイヤルはすべて金属部品で構成。
- 高級感あふれ、手触り感を大切にした高級レザー調の仕上げで、シックなボディを演出。
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