11日の東北・関東大地震により、都内で行われていた舞台やコンサート、映画の上映などにも大きな影響が出た。上演の最中に揺れが起こった劇場では、観客がパニック寸前になる場面も。劇場関係者の適切な誘導などで大きな事故は起きなかったが終日、混乱が続いた。
大地震は各地の映画館にも甚大な影響を与えた。東宝系の劇場は東北地方から神奈川まで、計27館で上映を中止。また、松竹系の松竹マルチプレックスシアターズは東北・関東地方のシネコン12か所で地震発生後、上映を取りやめた。
東宝はV6の岡田准一(30)が主演する人気作の続編「SP 革命篇」、松竹ではアニメ映画「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」が12日に初日を迎えるが、ともに舞台あいさつを中止。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」、女優・竹内結子(30)の出演DVDイベント、俳優・中村蒼(20)の写真集発売記念イベントなども中止となった。
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